飛蚊症
明るいところや白い壁、青空などを見たときに目の前に虫が飛んでいるように見える、また髪の毛がかぶさっているように見える、黒い点が見えるなどの症状を飛蚊症といいます。
眼球の中には、硝子体という透明なタマゴの白身のようなものがつまっています。
通常の硝子体は網膜にしっかり付着していますが、近視が強かったり、中高年になってくると、この硝子体が網膜から剥がれて網膜から浮き上がります。
これが飛蚊症の正体ですが、完全に網膜から硝子体が剥がれれば、生理的現象なので特に問題はありません。
しかし、まれに硝子体が血管や網膜をひっぱってしまい、硝子体出血や網膜に網膜裂孔という穴を開けてしまうことがあります。
これは放置すると重症化することもあるので、飛蚊症の症状が出たときは早く眼底検査を行い、診察をうけましょう。
眼底検査をするときは、散瞳薬という点眼をして瞳孔を開きます。瞳孔が広がる効果は人にもよりますが、手元が見え辛かったりまぶしい状態が5時間程度続きます。
車やバイク、自転車での来院は危険ですのでおやめください。
明るいところや白い壁、青空などを見たときに目の前に虫が飛んでいるように見える、また髪の毛がかぶさっているように見える、黒い点が見えるなどの症状を飛蚊症といいます。
眼球の中には、硝子体という透明なタマゴの白身のようなものがつまっています。
通常の硝子体は網膜にしっかり付着していますが、近視が強かったり、中高年になってくると、この硝子体が網膜から剥がれて網膜から浮き上がります。
これが飛蚊症の正体ですが、完全に網膜から硝子体が剥がれれば、生理的現象なので特に問題はありません。
しかし、まれに硝子体が血管や網膜をひっぱってしまい、硝子体出血や網膜に網膜裂孔という穴を開けてしまうことがあります。
これは放置すると重症化することもあるので、飛蚊症の症状が出たときは早く眼底検査を行い、診察をうけましょう。
眼底検査をするときは、散瞳薬という点眼をして瞳孔を開きます。瞳孔が広がる効果は人にもよりますが、手元が見え辛かったりまぶしい状態が5時間程度続きます。
車やバイク、自転車での来院は危険ですのでおやめください。